[2014年09月21日]

秋冷の一枝に傘ふれて出づ

河野友人

秋冷が秋の季語。冷やか、ひゆる、ひやひや、下冷、朝冷、雨びえも同意の季語です。
秋になって感じる冷え冷えとした感じで、朝夕や雨の時にふと感じたり、石や板の間や畳になど感じたりします。そこで強く秋を感じますね。
「新涼」は、肌に感じる涼しさであり、「冷やか」は、肌の感じる冷気であることから、秋がそれだけ深まったことになりますね。晩秋が近くなると、冷やかさは一段と強くなり、寒気として肌に感じられるようになります。時には、人の心の冷たさを暗示するような場合もあります。
この句はよくある風景です。秋雨の中を外出しようとして傘をさして木下を通った時に傘が枝に触れました。そのしぶきが顔にかかったようです。この「一枝(ひとえだ)」は、どのような樹木なのでしょうね。
作者こうの・ゆうじんの紹介は、2007年6月4日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・昨日の雨は秋時雨でしたね。今日は快晴。富士山がぼんやりと見えています。さて、不振のソニーのトップは責任をとって交代すべし。経営者の器ではない。

投稿者 m-staff : 2014年09月21日 09:50

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