[2014年09月24日]

板塀に継あててある赤のまま

遠藤梧逸(1893〜1989)

赤のままが秋の季語。赤のまんま、赤まんま、犬蓼(いぬたで)も同意の語です。
役に立たないように見える植物の名前に「イヌ」をつけることが多く、犬蓼もそのひとつ。これを犬蓼と言わずに、「赤のまま」と呼ばれて親しまれています。
タデ科の1年草。道端や野原のどこにでも咲いていますね。夏の終わりから紅紫色の小粒の花を集めて花穂を作ります。つぶつぶの花を赤飯に見立てて、昔の子供たちのままごとには欠かせない花でした。近頃はそのような風景を見たことはありませんね。秋の深まりとともに草も紅葉してきます。
どこのお宅でしょうか、板塀に継(つぎ)がしてあります。そこには、生命力あふれている赤のままが咲いています。ただそれだけですが、よく情景を捉えていますね。
作者えんどう・ごいつの紹介は、2006年10月16日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・日本のプロ野球では見ることが無い、メジャーリーグの選手で私が嫌いなのは、「髭」と「刺青」。まことに汚く写ります。これはどうも日本人的な感覚なのでしょうね。

投稿者 m-staff : 2014年09月24日 09:00

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