[2014年09月25日]

顔拭いてもらひ鞠つく秋の風

長谷川双魚(1897〜1987)

秋の風が秋の季語。秋風、素風、金風、鳩吹く風、爽籟(そうらい)も同意の季語です。
風が少しずつ涼しくなりましたね。台風16号は、いつの間にか温帯低気圧に変化し、あちこちに寄り道をしながら進んでいます。
この季語は、初秋から晩秋までの秋風全般に使いますね。
季語の「金風」は、中国の五行(木火土金水)説をもとにしており、色に配しては白(無色)、これを「素風」と言います。
この句は、無邪気な童女が手鞠をついて、そのそばでは母親が見守っています。親子の絆が感じられますね。童女も母親も無心。秋の風がほのぼのと吹いています。「顔拭いてもらひ」の表現がそのまま親の愛情を表しています。
作者はせがわ・そうぎょの紹介は、2006年9月18日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・「神戸女児遺体事件」は、私たちに何を教えているのでしょうか。この世の中にはどうにもならないことが多すぎますね。いまやもう子どもたちが大人を見て警戒するような社会になっていますよ。

投稿者 m-staff : 2014年09月25日 09:33

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4929