[2014年10月01日]

老いにきと妻定めけりすまひ取

黒柳召波(1727〜71)

すまひ(相撲)取が秋の季語。相撲、相撲節会、草相撲なども同意の季語です。
大相撲秋場所は、白鵬が千代の富士に並ぶ史上2位の31度目の優勝で終わりました。次は九州場所で大鵬の持つ史上最多の優勝32度へ挑戦します。今の勢いではこれは通過点でしょうね。
そこへ新たに「逸ノ城」という逸材が登場しました。白鵬の後継者が出来たような気がします。一時は人気の低迷していた大相撲もこれで面白くなりますね。
相撲は本来、神事と関係が深く、宮中では秋の行事でした。その勝負によって神意を問い、その年の豊凶を占いました。
この句の「すまひ」は、相撲の古い呼び方です。これまで懸命に相撲に打ち込んできた力士が、ふと気づいてみると老いを感じました。それでそろそろ妻を定めて家庭を持ちたいと言う考えが頭をよぎりました。今の力士では隠岐の海を浮かべます。人生の哀歓を感じさせる句ですね。
・今日は、コーヒーの日。日本にコーヒーが伝わったのは鎖国時代の長崎・出島と言われています。全日本コーヒー協会が1983(昭和58)年に制定されました。
作者くろやなぎ・しょうはの紹介は、2010年11月21日を参照。
(出典:石 寒太著「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・10月になりましたね。「お山」では、心肺停止者を下ろすのに悪戦苦闘しています。本当にこれは大変な作業です。自衛隊、消防、警察の皆さんの活躍に脱帽します。まだ、安否が確認できていない方々が相当数いるようですね。

投稿者 m-staff : 2014年10月01日 09:15

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4935