[2014年10月02日]

二人行けど秋の山彦淋しけれ

佐藤紅緑(1874〜1949)

秋が秋の季語。
この句を取り上げたのは、9月27日の御嶽山噴火の惨事が起きたからです。秋の紅葉のシーズンに出かけて行った夫婦、友達、恋人たちの災難を多くの日本人が哀しんでいます。それにしても火山噴火予知連絡会議の先生方は何をしているのでしょうか。「予知」の看板を外すしかありませんね。
この句は、1950(昭和25)年刊行の「紅緑句集」に所収されています。
晩年の作品。さらっと詠んでいますが、秋の山の気分を良くとらえています。二人で仲良く山に入り、聞こえてきた山彦が淋しく、悲しく聞こえてきたと表現しています。
作者さとう・こうろくの紹介は、2006年12月29日を参照。
(出典:大岡 信著「第七 折々のうた」、岩波新書、1989年刊)
・10月は大リーグのワールドシリーズの季節。昨日はアメリカンリーグのロイヤルズとアスレチックスの大激戦。青木の活躍もあって9対8でロイヤルズが勝利。今日はナショナルリーグのジャイアンツとパイレーツが対戦しています。去年のワールドシリーズの勝者はボストン。レッドソックス。今年は見る影もありませんでした。

投稿者 m-staff : 2014年10月02日 09:30

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