[2014年10月14日]

一葉落つ何か流るる身のほとり

鷲谷七菜子

一葉落つが秋の季語。桐一葉、桐の秋、一葉の秋も同意の季語です。
人は、葉が落ちるのを自分の人生と重ねるようですね。オー・ヘンリーに「最後の一葉」という小説を思い出しました。
桐の葉は、他の広葉樹の中でも最も大きいとされて、夏の間は空を隠すばかりにその葉が広がっていますが、その葉が一枚落ちるのを見て、秋が深まって行きます。詩、和歌、俳句では桐の落葉は秋を代表する象徴として詠まれています。
この句は、大きな桐の葉の一つが落ちるのを見て、わが身と身近な人の行く末を深く感じています。
今日は、鉄道の日。1872(明治5)年、新橋―横浜間に日本初の鉄道が開通した日。台風19号は北へ去り、関係者もほっとしたことでしょう。
作者わしたに・ななこの紹介は、2006年3月9日を参照。
(出典:石 寒太著「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・台風19号は、通常とは違う不思議な動きをしましたね。中心よりも外側の方の風雨が強いと言う変な台風でしたね。この動きを予測するのは至難の技です。毎度、気象庁もご苦労様です。当方は、被害が無く空振りと言った状態で安心しました。

投稿者 m-staff : 2014年10月14日 09:19

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