[2014年10月18日]

わけ入りて独りがたのし椎拾ふ

杉田久女((1890〜1946)

椎拾ふが秋の季語。落椎(おちしい)、椎の秋も同意の季語です。
椎の実には二つあって、一つは円錐形をした「すだじいの実」で、もう一つは球形をした「つぶらじいの実」です。
ブナ科の常緑高木。すだじいは別名「ながじい」と言い、堅果は長く大ぶりで、一方のこじいは別名「つぶらじい」で小ぶりです。いずれも炒ると香ばしくておいしいものです。
昔は、蒸してから乾燥させて長期保存して粥に炊き込んだり、味噌豆に加えたりして盛んに食べたものですね。
この句は、たくさんの実をつけている椎の木からは、まるで雨のように零れ落ちている椎の実を、一人で楽しく拾っている童心に帰った作者の気持ちが良く現れていますね。
作者すぎた・ひさじょの紹介は、2005年1月26日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・阪神がまさかの3連勝、王手。しかし、広島のように3連勝して4連敗したことがありますから、最後までわかりません。このままジャイアンツが負けるとは思いたくありませんね。誰かヒーローが出なくてはなりません。今日は横浜で句会。良い天気です。

投稿者 m-staff : 2014年10月18日 08:42

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