[2014年10月20日]

らんぼうに野菊を摘んで未婚なり

秋元不二男(1901〜77)

野菊が秋の季語。野路菊、紺菊も同意の季語です。
この季語は、秋の野山に咲き乱れる野生の菊の総称であって野菊と名付けられた特定の植物があるわけではありません。
たくさんの種類があります。紫色の野紺菊、嫁菜、黄色の油菊、粟黄金菊、磯菊、白色の竜脳菊、浜菊、小浜菊、野路菊、柚ケ菊など、野菊という名前の菊は大変な数がありますね。いずれも可憐な花をつけて秋の山野を彩ります。
この句の底には、どうも伊藤佐千夫の小説「野菊の墓」があるようですね。乱暴に野菊を摘んでいるから未婚なのか、未婚だから乱暴に野菊を摘むの? いずれにしても野菊と野性的な乙女の取り合わせが響き合っていますね。
作者あきもと・ふじおの紹介は、2005年4月24日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(下)」、創元社、2008年刊)
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投稿者 m-staff : 2014年10月20日 09:21

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