[2014年10月21日]

歳時記も釣具の一つ鯊日和

中村春逸(1903〜74)

鯊日和(はぜびより)が秋の季語。鯊、沙魚、ふるせ、今年鯊、鯊の秋など同意の季語です。
鯊は、淡水、海水、汽水のいずれでも生息しています。ハゼ科の硬骨魚。特に大きな河の河口や浅い海の漁場に多く、だれにでも釣れる魚と言われています。気軽に出かけて楽しめるので人気のある釣りですね。以前、秋に隅田川で子供たちが釣っていました。
晩秋から冬には沿岸の深みへ移ってゆくので、秋の彼岸前後からそれまでが鯊釣りの季節と言われています。秋から冬にかけてはよく身がしまり佃煮やてんぷらにして食されます。
この句のように、鯊釣に「歳時記」を持参して、句まで釣ってしまおうという作者の気持ちに同感ですね。作者は静岡県の興津川に釣りに行き、梅雨の増水にはまり流されて亡くなりました。
今日は、灯りの日。エジソンの白熱電球が完成したのが1879(明治12)年のこの日。いまではLEDが主流になりつつありますね。
作者なかむら・しゅんいつの紹介は、2007年9月17日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・パリーグのソフトバンクが日本シリーズに進出。日本ハム残念。しかしよく戦いました。阪神とどのような戦いをするか楽しみですね。明日からはワールドシリーズ、ロイヤルズとジャイアンツ。今年の野球もいよいよ大詰めとなります。

投稿者 m-staff : 2014年10月21日 09:45

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4955