[2014年10月23日]

咳ひとつ赤子のしたる夜寒かな

芥川龍之介(1892〜1927)

夜寒(よさむ)が秋の季語。宵寒、夜寒しも同意の季語です。
この頃は暦のように寒くなりましたね。衣類を夏物から冬物に入れ替えました。長袖がほしい季節になりました。部屋の中にいても、いつしか忍び込んでくる夜の寒さを感じます。まだそれほどに厳しくない夜寒は何ともなく哀感が漂いますね。日中はそれほど寒くなく無くても日が暮れると次第に寒さが忍び寄ってきます。
この句は、偶然にも赤子が咳を一つしたことを捉えて見事に句に仕立てていますね。作者のお子さんたちは、それぞれ芸術の分野で活躍した人たちですから、その顔が浮かんできます。
今日は、霜降(そうこう)。霜が降りるほど寒くなった時期を言います。
作者あくたがわ・りゅうのすけの紹介は、2005年6月17日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・強い風雨が3日続いています。温度も下がってきました。冬の準備をそろそろしなさいと言うサインなのでしょうね。このような時は、外出は億劫で音楽を聴きながら読書をしています。

投稿者 m-staff : 2014年10月23日 09:28

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