[2014年10月24日]

冷まじや人の門出て夜の顔

草間時彦(1920〜2003)

冷(すさ)まじが秋の季語。
この言葉の本来の意味は、「荒ぶ」「すさむ」であり、勢いのままに荒れて衰えることにありました。期待や熱意が冷えてしまうこと。しらけた気分になることがもともとの意味です。時期外れ、場違い、興ざめのことを指しました。鎌倉時代には予期せぬ寒さや冷たさ、たとえて言えば隙間風の寒さ、盃に残った酒の冷たさなどに用いられました。そこには冷たさ、荒涼、凄然を含めた意味があります。
ここでは晩秋の凄まじい感じを言います。まだ、冬の寒さでもなく、冷やかでもありませんが秋冷の強い感じを言っています。
この句では暖かい室内から一歩外に出て外の顔に一変した人の変貌を冷まじやと表現していますね。
同じ作者に次の句があります。
冷まじやひとりの酒に酔ひつぶれ  時彦
すさまじく人を愛せし昔かな    時彦
作者は、この季語を用いて様々な表現に挑戦しています。
今日は、国際連合デー。
作者くさま・ときひこの紹介は、2005年7月11日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・ロイヤルズとジャイアンツは、1勝1敗。忍者の青木は未だノーヒットですが、他の選手の活躍で五分に持ち込みました。明日からサンフランシスコで3戦あります。ここで一つでも勝てばカンザスに戻れます。頑張れロイヤルズ。

投稿者 m-staff : 2014年10月24日 09:34

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