[2014年10月26日]

目をとぢて秋の夜汽車はすれちがふ

中村汀女(1900〜89)

秋の夜汽車が秋の季語。
作者は、もう就寝しているのでしょうか。「目をとぢて」いて、すれ違っているのは秋の夜汽車である、と分かった時からこの句に深い味わいが生まれてきますね。物を言わない汽車の巨体が柔らかに呼吸をしている生物のように感じられます。これが「秋」以外の時期の夜汽車であるのとでは考えが一気にしぼんできます。この句は何よりも「夜汽車」が効いていますね。
蒸気の動力で動く汽車は、北海道の鉄道官舎で生まれた私にとっては、小さいころから何よりも身近なものでした。宗谷本線は単線でしたのですれ違いはありませんでしたが。
この句は、1944(昭和19)年刊行の「汀女句集」に所収されています。
今では見向きもされませんが、今日は、原子力の日。1963(昭和38)年、茨城県東海村の日本原子力研究所で日本初の原子力発電が行われ、次の年に記念日に制定されました。
作者なかむら・ていじょの紹介は、2005年1月4日を参照。
(出典:飯田龍太他著「集成 昭和の俳句」小学館、1995年刊)
・阪神はこんなに強かったのでしょうか。今はチームに勢いがありますね。相手のソフトバンクは、「眠狂四郎」のようなチームですから、追い詰められれば本気を出してきます。今日の能見投手の出来が鍵を握ります。

投稿者 m-staff : 2014年10月26日 09:33

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