[2014年11月01日]

秋深むひと日ひと日を飯炊いて

岡本 眸

秋深むが秋の季語。秋深し、秋闌(た)ける、深秋、秋さぶなども同意の季語です。
11月になりました。霜月ですね。今年もあと2か月、風邪もひかずに
何とか元気に過ごしています。
北海道では初雪の知らせ、富士山にも雪が降り、ここ三浦半島では、す
べてのものが冬に入ろうとする静けさに満ちています。1年の中で最も自然の気配が身にしみて感じられるひとときですね。秋も深まり、見るもの聞くものがすべてはかなくて哀切の情が胸に湧いてきます。
そのようなときに、この句は、淡々と相変わらず、毎日毎日ご飯を炊いて過ごしていると詠っています。この当たり前のことが俳句では効きますね。何があっても人は1日3回食事をしなくてはなりません。考えてみれば不思議です。
同じ作者に次の句があります。
秋深き音生むために歩き出す  眸
作者は、日常の実生活を大事にして、そこからにじみ出る俳句に重きを置いています。「自分の日常の歩みの少し後ろあたりに俳句がある」と言っていますね。
作者おかもと・ひとみの紹介は、2005年4月14日を参照。
(出典:多田道太郎著「おひるね歳時記」、筑摩書房、1993年刊)
・低迷する景気にテコ入れ、日銀が追加の緩和策。果たしてこれで景気を押し上げることが出来るのでしょうか。大いに疑問です。ますます生活保護受給者が増えそうです。

投稿者 m-staff : 2014年11月01日 09:41

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