[2014年11月05日]

ずきずきと太陽沈む芒原

田川飛旅子(1914〜99)

芒原(すすきはら)が秋の季語。薄、尾花、むら芒、花芒、ますほの芒、はた芒なども同意の季語です。
横須賀市西公園の裏手の野原に芒の群落があります。風になびいて美しい白色に輝いています。いつもでも見飽きない光景ですね。
芒は、高さが1〜2メートルほどの美しい穂をなびかせるイネ科の多年草。秋草の代表として、古くから詩歌に詠われてきました。秋の七草のひとつですね。風媒花で枯れると白くなってきます。
この句の「ずきずき」は、脈を打つように連続して痛みが襲う様子を言います。「ずきんずきん」も同意ですね。一面に芒の生えている箱根の仙石原のようなところにずきずきと太陽が沈んでゆきます。大きな風景が浮かんできますね。
作者たがわ・ひりょしの紹介は、2006年4月24日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・経済の上で、インフレは「躁」、デフレは「鬱」。このように考えるとインフレの時は、世の中全体が浮き足立った、気持ちの定まらない精神状態におかれます。デフレの時は、もう何もしたくなく、ただぼんやりと時間の過ぎるのを待っています。デフレとインフレの精神状態を、昨今の金融緩和、円安、株高状況を横目に見ながら考えてみました。

投稿者 m-staff : 2014年11月05日 09:18

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