[2014年11月08日]

暁紅の海が息づく冬はじめ

佐藤鬼房(1919〜2002)

冬はじ(初)めが冬の季語。初冬、初冬(しょとう)、冬浅しも同意の季語です。
冬のはじめのことで、初冬、仲冬、晩冬にわけた、はじめの30日を言います。陰暦10月の異名で、陽暦の11月ごろにあたり、気象的には12月の初旬ごろに当たります。野山、野原の枯れ色が目立ち、北国から雪の便りが聞かれますね。もうほとんど収穫が済み、冬へなだれ込むような時です。
この句の海はきっと東北の太平洋岸でしょうね。「暁紅」は、暁光と同じで明け方の光のことです。作者は東北に生まれ、東北に住み、「私はやみくもに、生き難い暮しの叫びを、十七字に書きしるしてきた」と書物で述べています。
今日は、レントゲンの日。1895(明治28)年の今日、ドイツの物理学者レントゲンがX線を発見しました。感謝。
作者さとう・おにふさの紹介は、2005年3月28日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・風が冷たくなりました。窓から見える裏の武山も寒そうです。いよいよ冬が始まります。ようやく冬物の衣類を整理しました。風邪を引かないようにしなくては。

投稿者 m-staff : 2014年11月08日 10:24

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