[2014年11月10日]

寒き故灯の美しき酉の市

深川正一郎(1902〜87)

酉の市が冬の季語。お酉さま、一の酉、二の酉、三の酉、酉の町、熊手市、おかめ市も同意の季語です。
今年の酉の市は今日から始まります。酉の市は、東京では以前「酉の町」と呼ばれていました。鷲(おおとり)神社の祭礼で、11月の酉の日に行われます。初酉の日が一の酉、次が二の酉、三番目が三の酉。一の酉が一番賑わいます。東京では、台東区千束3丁目の大鳥神社が中心。熊手市、おかめ市が出て、縁起物のみやげが売られます。
この句は、写生句。良い天気の夜は寒気が身にしみます。空気が澄んで街の灯が一段と美しく感じていますね。それとお祭りの熱気が伝わってきます。「灯(ひ)の美しき」が妙に冴えていますね。
今日は、トイレの日。語呂合わせで「11(いい)10(ト)イレ」。日本トイレ協会が1986(昭和61)年に制定しました。
作者ふかがわ・しょういちろうの紹介は、2008年11月15日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・今朝は白い帽子をかぶったような富士山がはっきりと見えます。

投稿者 m-staff : 2014年11月10日 09:10

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