[2014年11月18日]

金色堂出づや蒔絵の散紅葉

大橋敦子(1924〜2014)

散紅葉(ちりもみじ)が冬の季語。紅葉散るも同意の季語です。
そこここで紅葉が散り始めていますね。比較的に暖かいせいか三浦半島の紅葉はぼんやりした色に見えます。山野を装って色を極めていた紅葉も晩秋や初冬のころの霜や風雨にいためられて散り始めています。水の上に散りしいた様子も美しく見えます。散りしいた紅葉を「散紅葉」と言います。散って川の速い流れに消えるもの、堰にたまるもの、地上に錦を彩っているもの、いずれも木にある時の紅葉に勝るような景色です。
この句の金色堂は、浄土教のもので、汚れた現世を嫌い、あの世の極楽を願望します。それを象徴しているのが阿弥陀堂の内部を金箔などで装います。それがために金色堂と呼びます。
さて、このお堂から外へ出ると現実の世界も浄土の光景であった、と作者は発見しています。眼前の蒔絵のような散紅葉に、改めて極楽世界を見るようであると詠っています。作者は今年の2月に亡くなりました。
作者おおはし・あつこの紹介は、2008年6月2日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・今日は、札幌ドームでの日米野球の最終戦。大谷君がどのようなピッチングを見せるか楽しみ。3回まで持てば上出来と見ましたが、さあどうでしょうか。夕方に、安倍首相は解散宣言をするようですね。これを「勝手にしやがれ解散」と呼びたいね。

投稿者 m-staff : 2014年11月18日 09:03

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