[2014年11月20日]

おでん屋の無頼風流わすれめや

佐野まもる(1901〜84)

おでん屋が冬の季語。おでん、関東煮(かんとうだき)、おでん酒も同意の季語です。
少なくとも日本全国どこにでもおでん屋はありますね。私がよく通っていた新橋のおでん屋はまだやっているかしら? おでんには串おでんと煮込みおでんがあり、種の主なものには、蒟蒻(こんにゃく)、大根、昆布、練り物などがあり、最近では丸ごとのじゃがいもやソーセージを使って洋風仕立てをしたおでんもあります。
この句の「わすれめや」は、忘れるだろうか、いや忘れはしない、という反語的表現。そう強調するからには、作者にとっておでん屋に様々な思い出があったのでしょうね。「無頼」は、無法な行いをする人、「風流」は俗でない雅(みやび)、この二つの言葉には相反する意味がありますが、ごった煮のように使って面白みが出ています。
作者さの・まもるの紹介は、2006年7月6日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・10日に俳優の高倉 健が亡くなって18日に公表されるまでには、身内や病院、それに関係者の間でいろいろ確執があったのでしょうね。今ではマスコミが朝から晩まで報道しています。これに便乗して商売をする人がいっぱい出そうな気がしますね。

投稿者 m-staff : 2014年11月20日 09:52

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