[2014年11月25日]

風に聞け何れか先に散る木の葉

夏目漱石(1867〜1916)

散る木の葉が冬の季語。木の葉、木の葉散る、木の葉舞ふ、木の葉降る、木の葉雨、木の葉時雨なども同意の季語です。
この季語は、散ってゆく木の葉、散り敷いている木の葉はもちろんのこと、落ちようとしてまだ梢に残っている木の葉をも含めて言います。「木(き)の葉」と言えば、季節には関係なく、一般的な木の葉を意味しています。木の葉雨、木の葉時雨と言えば、本当の雨ではなく、木の葉が軒などにしきりに散る時に立てる音を雨や時雨にたとえて言います。
この句は、枝にわずかに葉が残っているのでしょうね。風前の灯ではありませんが、作者の胸中にもそのような心理状態であったのでしょう。「風に聞け」という表現が効いています。
今日は、三島忌。憂国忌とも言います。
作者なつめ・そうせきの紹介は、2005年2月17日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・12月の衆院選の立候補予定を新聞で見ますと、私の住んでいる横須賀は神奈川11区で、自民党の小泉進次郎とあとは共産党のみ。これでは投票するのが嫌になりますね。小選挙区制は良いような悪いような不思議な投票制度です

投稿者 m-staff : 2014年11月25日 10:00

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