[2014年11月27日]

石蕗咲いて古径山をめぐるなり

長谷川双魚(1897〜1987)

石蕗(つわ)咲いてが冬の季語。石蕗の花、石蕗(つわぶき9、いしぶきも同意の季語です。
この花は暖かい地方に多く群生しています。暖地の海岸では10月ごろから見られます。ひなびた美しさがあって、茶室の庭などに盛んに植えられて風流人に愛されてきました。
キク科の常緑多年草。葉が蕗の葉に似ているのでツワブキと言いますが、蕗とは関係ありません。葉は厚く光沢があり、濃い緑でとても美しい。花は菊に似た鮮やかな黄色で花を車輪のように並べて咲きます。
この句は、山をめぐる古い径(みち)に石蕗の花が咲いて一段と風趣があると詠っています。「古径山」は、「ふるみちやま」と呼ぶのでしょうね。
作者はせがわ・そうぎょの紹介は、2006年9月18日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(下)」、創元社、2008年刊)
・昨日は寒く、強風と雨で一日家に閉じこめられ、もっぱら読書三昧とYouTubeでモーツアルトの歌曲と行進曲を聴いておりました。それにしてもアメリカは相変わらず黒人と白人の対立、中国は香港と内政に大きな問題を抱えていますね。

投稿者 m-staff : 2014年11月27日 10:00

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