[2014年12月04日]

姥ふえてしかも美女なし年忘

榎本其角(1661〜1707)

年忘(としわすれ)が冬の季語。忘年会も同意の季語です。
忘年会は、日頃関係の深いグループが年末に集まって、酒や鍋を囲んで大いに談じる会です。昔は、家族や親類、友人を呼んで1年の苦労を忘れて無病息災を祝い合いました。
この句では、その会の顔ぶれはそう変わりませんが、年を取るほどにみな老齢化して姥(うば)つまりおばあさんが増え、そのうえに美女もいない年忘れだ、と作者は嘆いていますね。これは芭蕉の時代の話ですが、現代でも心理的にはそう変わったとは思えませんね。
このホームページの皆さんとの忘年会は、池袋の居酒屋さんが12月は繁忙なので、来年初頭の新年会に移行しました。
俳句の仲間との忘年会は、11月に早々と済ませました。
作者えのもと・きかくの紹介は、2005年8月10日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・強風が今日で3日目、珍しいこともあるものです。おまけに今日はこれから雨になる天気予報。晴耕雨読としましょうか。

投稿者 m-staff : 2014年12月04日 08:55

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