[2014年12月12日]

たわたわと薄氷に乗る鴨の脚

松村蒼石(1887〜1982)

鴨の脚が冬の季語。鴨、真鴨、小鴨、鴨の声、鴨の陣なども同意の季語です。
ガンガモ科の中形および小形の種類の総称。その中で鴛鴦(おしどり)は冬の季語として別に立て、いつも見られる軽鴨は、季語にはなっていません。秋や冬に渡ってきて湖沼、海上などに群れて棲んで、次の年の春になると繁殖地である北方へ帰ります。種類も多く、羽の色もさまざまですが、一般に雄のほうが美しく見えますね。もっとも普通のものは「青頸(あおくび)」と言われる「真鴨」でその肉の味が良いので狩猟の対象とされています。
この句は、遠い北の地方から鴨が渡って来るころには、湖沼に岸辺では薄い氷が張ります。その上に危なそうに乗った鴨の脚にポイントを合わせています。「たわたわ」は、重さでたわむ様子の擬態語。鴨を見ている作者まで不安に陥れるような効果を挙げていますね。
ここでの薄氷(うすらい)は春の季語です。
作者まつむら・そうせきの紹介は、2006年9月23日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・トヨタをはじめ自動車メーカーは、「タカタ」にまかせないで自分のところで「エアバッグ」を作ればいいと思います。それぐらいの技術力はあるはずです。

投稿者 m-staff : 2014年12月12日 09:29

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