[2014年12月14日]

山川と古りたるものに火桶かな

吉田冬葉(1892〜1956)

火桶(ひおけ)が冬の季語。火鉢、桐火桶、塗火桶、箱火鉢、長火鉢,手焙(てあぶり)、手炉(しゅろ)なども同意の季語です。
火桶は、桐の木をくりぬいて、真鍮(しんちゅう)などを内側に張って桶とし、外側は、よく木地をみがいたり、色を付けて、絵を描いたものです。今ではめったに見ることがありませんね。
この句の「山川(やまかわ)」は、山の神と川の神、山の精、川の精のことで大自然を表します。その火桶を大自然と同じほど昔からあると見たのでしょうね。閉じ込められた冬の生活や火桶に手を温めて身動きをしないと言う、進歩発展をしたくない作者の気持ちが強く感じられます。
今日は、衆院選結果発表日。赤穂義士祭。
作者よしだ・とうようの紹介は、2006年11月5日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・寒いけど投票をしに行こう。いつも思うことですが、最高裁の裁判官の審査は、三権分立の建前だけで、だれが何をやってきたかの情報があまりにも不足で判断に迷いますね。

投稿者 m-staff : 2014年12月14日 09:26

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