[2014年12月19日]

洗はれて白菜の尻陽に揃ふ

楠本憲吉(1922〜88)

白菜が冬の季語。
このところ毎晩、鍋にしていますので、白菜の顔を見続けています。
白菜は、冬野菜の代表選手。手にあまるほどの重量感とこの季節には貴重な薄緑色と白の色が目に鮮やかです。畑に一列に並んでいる姿は力強さがあり、また店頭に置かれても活気が感じられますね。白菜はさまざまな調理法がありますが、なんといっても漬物と鍋はどこのお宅でも好まれています。現在のような結球型の白菜は、明治時代に以降に入って来たもので全国に広まったのは戦後と言われています。
この句は、白菜を収穫後に水で洗って積み上げてゆきますが、白菜が綺麗に積み上がった様子をユーモラスにとらえていますね。
作者くすもと・けんきちの紹介は、2005年4月25日を参照。
(出典:宇多喜代子他編「日本の歳時記」小学館、2012年刊)
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投稿者 m-staff : 2014年12月19日 16:56

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