[2014年12月23日]

海底山脈山頂は島冬耕す

吉野義子(1915〜2010)

冬耕(とうこう)が冬の季語。土曳(つちひき)、客土、寒耕す、冬田打ちも同意の季語です。
冬になって田畑を耕すことを言います。田んぼの場合は、稲刈りの後ですぐに鋤き返して麦を撒くように整えます。すじを切って麦を撒き、正月までにその畝を耕します。畑の場合は、収穫した後に麦を撒き、正月までに畝を耕します。これは雑草を抑えるために必要なことです。この正月までに行う耕しが冬耕ですね。
この句を見て、すぐに思い出したのは東京都下の三宅島。この島は、20年ぐらいに一度は噴火をして、多くの島民を困らせます。実は雄山と言う名前の火山があって、そこの周りに人が住んでいるのです。まったくこの句のような状況で生活しています。海と山に囲まれて本当に心が休まる島です。でも災害と隣り合わせなのが一番難儀ですね。
今日は、天皇誕生日。
作者よしの・よしこの紹介は、2007年7月28日を参照。
(出典:宇多喜代子他編「日本の歳時記」小学館、2012年刊)

投稿者 m-staff : 2014年12月23日 17:07

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