[2014年12月26日]

人間は管より成れる日短

川崎展宏(1927〜2009)

日短(ひみじか)が冬の季語。短日(たんじつ)、日つまる、暮早し、短景(たんけい)も同意の季語です。
現在の日の出は、6時49分、日の入りは、16時35分。冬の一日はあっという間に暮れてしまいますね。俳句ではそれを「短日」「日短」と言います。冬は夜の長い季節なのにどうして「夜長」と言わずに「短日」と言うのでしょう。
春は暖かい昼間が長くなるので「日永」と言い、夏は涼しい夜がすぐにあけるのを惜しんで「短夜」、秋は涼しい夜が長くなったのを喜んで「夜長」となります。これらは、昼夜の長さ、短さを言うだけでなく、昼と夜に対する人間の喜びや悲しみの表れでもありますね。
この句の通り、人間は飾りをはぎ取れば、一本の「管くだ)」ですね。いい得て妙。簡明にして味わいの深い句です。
作者かわさき・てんこうの紹介は、2006年2月21日を参照。
(出典:宇多喜代子他編「日本の歳時記」小学館、2012年刊)
・今日は快晴、富士山と相模湾が綺麗に見えます。さあ、大掃除を始めよう。まずはガラス拭きから、そして部屋の掃除です。

投稿者 m-staff : 2014年12月26日 09:28

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