[2015年01月02日]

初春のひたすら鳩でありにけり

平井照敏(1931〜2004)

初春が新年の季語。新春、迎春、明けの春、今朝の春、花の春など同意の季語です。
昔は、旧暦では新年と春がほとんど同時に来たので、「初春」と言えば「新年」のことでしたね。その習慣は現在も初春を「正月」の意味に転じて、寒い時期にもかかわらず「一月」を指す言葉に用いられています。「春」という言葉には新年を祝う気持ちが込められているのです。
なお、暦では初春、仲春、晩春と3つに分け、その場合の「初春」は春の90日のうちの最初の30日を指していますね。
この句は、人間どもは初春だ、正月だと騒いでいるのを鳩の気持ちになってみれば、何をそのように騒ぐのか、鳩は鳩、人間は人間と言っているようですね。
今日は、初荷、書初め、狗日(くじつ)。
作者ひらい・てるとしの紹介は、2005年4月17日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・箱根駅伝は、毎年楽しくテレビ観戦。大手町から芦ノ湖までの往復に関東大学連盟の若武者が挑戦します。今日は昨日のような強い風はなく走りやすそうです。

投稿者 m-staff : 2015年01月02日 09:49

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/5034