[2015年01月09日]

書初めやをさなおぼえの万葉歌

竹下しづの女(1887〜1951)

書初めが新年の季語。筆始、試筆(しひつ)、吉書(きっしょ)も同意の季語です。
年が明けてから筆をとり、文字や絵を書くことで、二日に行うことが習わしです。文字であれば和歌や漢詩のめでたい詩句を選びます。書いたものは「吉書」と呼び、左義長(どんど焼き)の火で焼いて、炎の高さで書の上達を占います。なお、自作の詩句を書くことは「試書」と呼びました。現在ではこれを実行している話はほとんど無いようですね。
この句は、幼くして作者が覚えた「万葉歌」がどのようなものか知りたいですね。たとえば、小野 老(おののおゆ)の歌。
あをによし寧楽(なら)の京師(みやこ)は咲く花の薫(にほ)ふがごとく今盛なり
私は、小学校のころに、書初めで北海道大会の特選を得たことを思い出します。字句は「大空」でした。
作者たけした・しづのじょの紹介は、2005年5月10日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・愛と哀しみの作曲家、フランツ・シューベルトを「YouTube」で全曲視聴しようとする試みは、あともう少しでかなえられます。次は、ショパンを聴こうと思っています。

投稿者 m-staff : 2015年01月09日 09:58

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