[2015年01月10日]

羽子板の重きが嬉し突かで立つ

長谷川かな女(1887〜1969)

羽子板が新年の季語。はご、胡鬼板(こぎいた)も同意の季語です。
5日、マンションの「風のひろば」で羽子板をしている少女2人を見かけました。
羽根が羽子板に当たると独特の木の打ち合う音が聞こえます。どこか懐かしい気分になりました。
羽子板は、正月遊びの羽根つきに用いる板のことを言います。室町時代には「胡鬼板」「胡鬼の子」などと呼ばれ、正月の贈り物に使われました。江戸時代以降は、「羽子板」と呼ばれ、それが今に至っています。板の上に押絵が流行し、役者の似顔絵などを写すものが評判となりました。押絵の羽子板は贈り物などに好まれていますね。
この句は、その羽子板が重く突かないでぼんやり立っている少女の困惑した顔が見えるようです。
作者はせがわ・かなじょの紹介は、2005年7月30日を参照。
(出典:蝸牛社編集部編「新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)
・今日は池袋で新年会。寒いけど天気も良いし、東京散歩でしてみましょうか。パリのテロリスト事件は、予兆がたくさんあったように思われます。残念。

投稿者 m-staff : 2015年01月10日 09:26

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