[2015年01月12日]

年酒して獅子身中の虫酔はす

飴山 実(1926〜2000)

年酒(ねんしゅ)が新年の季語。
「年酒」は「年始酒」と同じで、年始に来た客に勧めるものです。どの歳時記でもこのことの共通点は同じです。
今年息子たちと飲んだ酒は、福島県磐梯の名水仕込み「純米酒・榮川(えいせん)」。やや辛口で淡麗、アルコール分は15度。冷に良し、ぬる燗に良しで好評でした。福島の酒は美味しいですね。
この句は、1989(平成元)年刊行の句集「次の花」に所収されています。句の内容からいうと、お客さん相手の酒ではありませんね。「獅子身中の虫酔はす」は、思わず膝を叩きたくなるような趣があります。今日から成人になった皆様は、決してお酒に振り回されないように。
今日は休日、成人の日、1月の第2月曜日。
作者あめやま・みのるの紹介は、2007年6月27日を参照。
(出典:大岡 信著「第九 折々のうた」、岩波新書、1991年刊)
・成人式を迎えた若者の顔は、希望に満ちて神々しく感じます。もう半世紀以上も前に成人式を行った私は、当時吉祥寺に住んでいて武蔵野公会堂で多くの二十歳の人たちと喜んだことを思い出しました。あの人たちは今どうしていることかしら。

投稿者 m-staff : 2015年01月12日 09:26

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