[2015年01月26日]

寒波来て小鳥の森へ沁みゆけり

大島民郎(1912〜2007)

寒波来てが冬の季語。寒波、冬一番も同意の季語です。
冬季になると、日本付近を低気圧が通過して東の海上に抜けると、北極圏などの高緯度地方から寒気の塊がやってきて、急激に気温が低下して、一日に5度から10度も下がることがあります。これが周期的に押し寄せることを「寒波」と言います。またこの冬一番の寒波を「冬一番」と呼ぶことがあります。ときには、マイナス30度、強くなるとマイナス40度といった寒気団がシベリアから南下することで、日本は冷凍庫のようになりますね。
この句は、小鳥が多い森にまで寒波が押し寄せていると詠っています。裏の武山の小鳥たちも静かです。
作者おおしま・たみろうの紹介は、2008年7月26日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・「北風小僧の寒太郎」という唱歌がありますね。この季節になると灯油販売カーがスピーカーでこの歌を鳴らしながら通ります。今年はその姿を見かけませんね。原油安が影響しているのかしら。

投稿者 m-staff : 2015年01月26日 09:29

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/5060