[2015年01月27日]

志と詞と死と日向ぼこりの中なるや

折笠美秋(1934〜90)

日向ぼこりが冬の季語。日向ぼこ、日向ぼつこ、日向ぼつこうなども同意の季語です。
風の無い冬の昼、日向はとても暖かく、ここで寛いでいると、着ているものもふくれて、身も心も長閑になり、温まります。
この句は、作者が全身の筋肉が失われる原因不明の筋萎縮性側索硬化症という奇病で闘病生活の中での作品。
日向ぼこをしながら、志も作詞もそれにこれから来るであろう死に向かって泰然としている様子が伝わってきます。全身不随の状態で句作をつづけた姿は多くの感動を呼びましたね。
作者おりがさ・びしゅうの紹介は、2012年1月18日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・真夏のオーストラリアでテニスの錦織圭が大活躍。28日のスタン・ワウリンカ戦が正念場。それを乗り越えれば優勝もあり得ますね。

投稿者 m-staff : 2015年01月27日 09:52

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