[2015年02月01日]

春近し時計の下に眠るかな

細見綾子(1907〜97)

春近しが冬の季語。春隣、春遠し、春いまだ、春まぢか、春遠からじなども同意の季語です。
このところの寒さからはまだまだ春が遠いと思わされますが、暦の上ではもう2月になってしまいました。嫌いな2月。1年中で一番日数が少ない月。誰でも早く春が来るといいなと思っていますね。
この句は、時計の音に春の近いことを感じ取っていますね。おそらく北陸の長い冬ごもりが終わるころではないでしょうか。ある夜ふと目を覚ますと柱時計のカッチカッチという振り子の音がそれまでの冷たい音から少し柔らく聞こえました。それはああ春が近いのだと、心が安らいでまた眠りについた様子がうかがえます。
作者ほそみ・あやこの紹介は、2005年3月19日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・今朝5時過ぎ、つけていたNHK総合テレビが「後藤さん殺害か、ネット動画に投稿」という報道がされました。本当のようです。残念無念。政府が現地対策本部を「イスラム国」にパイプのあるトルコではなく、敵対するヨルダンに開設したのは不運でした。

投稿者 m-staff : 2015年02月01日 09:19

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