[2015年02月04日]

瘤多き木に立春の日影さす

百合山羽公(1904〜91)

立春が春の季語。春立つ、春来る、春になる、春の入る、春迎ふなど同意の季語です。
今の時期、横須賀市西公園の野球場、テニスコートの周りには裸になった木々が寂しそうに立っています。中には瘤(こぶ)だらけで、触って撫でてあげたくなるような木もありますね。枝に葉が茂っていれば隠れて分からないようなものまでさらされて痛々しくなります。
立春は、「暦便覧」によると、「春の気たつを以て也」とあります。日脚が伸びて、木々の枝には蕾がひそかに音を立てて芽吹きはじめ、春も春の予感を感じさせるぬくもりを控えめに訴えているようですね。誰もが待ち焦がれる春が来る日です。立春は、24節気の第一番目であり、中国で言う「東風解凍」に当たります。自然界の生命の復活の季節です。元気を出して行きましょう。
この句では、ごつごつした瘤の多い木に立春の光りがさして日影を造っていると詠っています。
作者ゆりやま・うこうの紹介は、2005年12月17日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・今朝午前2時前にイスラム国は、ヨルダン軍パイロットを殺害したという動画を投稿しました。予想されていたことですが、許しがたい行為です。それも先月3日に殺害されていたなんて、どこまで悪賢い連中でしょうね。

投稿者 m-staff : 2015年02月04日 09:16

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