[2015年02月05日]

その上へ又一枚の春の波

深見けん二

春の波が春の季語。春濤(しゅんとう)、春の浪、春の川波も同意の季語です。
2月3日、節分の日に、ちょっと遠出の散歩をしてみました。横須賀市市民病院の裏に相模湾に面して、斉田浜(さったはま)という海辺があります。
海は凪ぎ状態で、人出も少なく、波は静かでまるで湖のような感じです。そっと海の水に手を入れてみたところ、まだ冷たくて水は温んでいませんでした。
波は、春夏秋冬いつでも存在するものです。この句でも大きな波ではありませんが、暖かいのどかな波が寄せてきて、その上に重なって、もう一枚の波が来ています。これは作者にとって心温まるような気分させてくれているようですね。自然現象の一瞬の動きを捉えて俳句にしている様子に共感を覚えます。
今日から札幌雪祭り。11日まで開催されます。スタートしたのは1950(昭和25)年、小学生の時に雪像を造りました。
作者ふかみ・けんじの紹介は、2005年3月31日を参照。
(出典:坪内稔典他編「日本の四季 旬の一句」、講談社、2002年刊)
・横須賀は朝から寒く、冷たい雨が降っています。これから雪なるという天気予報。積もらなければいいのですが、冬に逆戻りと言った天候です。

投稿者 m-staff : 2015年02月05日 09:23

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