[2015年02月07日]

春の風ルンルンけんけんあんぽんたん

坪内稔典

春の風が春の季語。春風、春大風も同意の季語です。
北風がまだまだ吹きまくっていて、春は望むべくもない状態ですが、気持ちの上では早く春風が吹いてくれないかと願望しています。
春の風は、春の軟風を言います。冷たくなくて柔らかい風のこと。「春風駘蕩(たいとう)」という言葉があるように、穏やかの日の風で、春の季節の代表するものです。
この句の「あんぽんたん(安本丹)」は、愚か者をあざけっていう言葉。あほう、バカと同意。そこで作者は、ルンルンした気持ちと、けんけん遊びで春の野原に飛び出してみたいと思っています。それが他人からバカにされても、気分は本当の春が一日でも早く来てほしい、という作者の期待が込められていますね。面白いリズムの句です。
作者つぼうち・としのりの紹介は、2005年2月7日を参照。
(出典:多田道太郎著「おひるね歳時記」、筑摩書房、1993年刊)
・「イスラム国騒動」も一段落しましたが、テロの恐怖は引きずったままです。これから何が起きるのかさっぱりわかりませんね。2月もようやく1週間が過ぎ、まだまだ3週間もありますね。早く春が来ないかなあ。

投稿者 m-staff : 2015年02月07日 09:39

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