[2015年02月14日]

料峭のコップりんりん鳴らし咳く

斎藤空華(1918〜50)

料峭(りょうしょう)が春の季語。春寒(はるさむ、しゅんかん)、春寒し、寒き春なども同意の季語です。
春が立ってからやってくる寒さを言います。余寒と同じころの寒さでも、春の方に重きがあります。これは余寒が冬の寒さが残っているのに対して、春寒には、それほどの寒さの厳しさはありませんね。「料峭」は、春風が寒く感じられることを言い、降古くから「春寒料峭」と用いられました。
この句では、寒い春の風が吹いているころに、持っていたコップがりんりんと鳴っていて、それがまるで咳をしているように聞こえると詠っています。苦しい体の状態が伝わって来るようですね。咳は、せくと読みます。
今日は、バレンタイン・デー。流行り始めたのは1960年ごろからですね。
作者さいとう・くうげの紹介は、2007年3月6日を参照。
(出典:宇多喜代子他編「日本の歳時記」小学館、2012年刊)
・今年も連れ合いからチョコひとつ。ありがたくいただきます。スギ花粉が飛び、クシャミが出始めました。そろそろ花粉の季節です。

投稿者 m-staff : 2015年02月14日 09:36

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