[2015年02月15日]

夜は子の眼しきつめ流氷期

松澤 昭(1925〜2010)

流氷期が春の季語。流氷、氷流るる、流氷盤も同意の季語です。
北海道のオホーツク沿岸では、春先になると氷が解けはじめ、海洋を漂流する流氷を見ることが出来ます。特に月光を浴びてキラキラと映える流氷群は、まるで生きているように動きます。それを心象的に表現したのがこの句の「子の眼(まなこ)」ですね。たくさんの眼を数限りなく敷き詰めたかの壮観な景色に感動して句が作られました。流氷の下にはクリオネが生息していますね。
作者は、俳句における心象造形を提唱して、豊富な人生経験や自然観察に基づいて多くの句を作り上げています。流氷期のオホーツク海を見るために北海道へは40数回も旅をしたと言われています。
今日は、お菓子の日。バレンタイン・デーの次の日はお菓子が売れなくなるので作られたと言われています。
作者まつざわ・あきらの紹介は、2007年1月20日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・ウクライナは、ロシアとEUに挟まれて、キャッチボールをされています。どちらにしても不幸ですね。大国のつばぜり合いの犠牲です。本当に停戦できるのでしょうか。

投稿者 m-staff : 2015年02月15日 09:47

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