[2015年02月19日]

北国の嶺に雪ふる雨水かな

角川春樹

雨水(うすい)が春の季語。
24節気のひとつで、毎年2月19日ごろに当たります。
このころになると、雪が雨に変り、氷が解け始めて春の気配が歩みを強めると言われています。「暦便覧」には、「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也」とあります。
しかし一方では、日本海側の雪国の深雪は続き、関東を中心に太平洋側では春の訪れを拒むような雪を降らせる気候でもありますね。
この句は、雨水と言ってもまだ北国では雪が降って春の足音が遠ざかるような天気を詠っています。水たまりでは「氷雪解け雨水温む」ころ、雲母にも似た薄氷が繊細な氷の美しさを見せています。
作者かどかわ・はるきの紹介は、2005年6月18日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・昨日一昨日と雨で寒い日が続きました。冬に逆戻りかという状態からようやく抜けて今朝は晴れて富士山が綺麗に見えます。

投稿者 m-staff : 2015年02月19日 09:18

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