[2015年02月24日]

東風吹くや耳現るるうなゐ髪

杉田久女(1890〜1946)

東風(こち)吹くが春の季語。朝東風、夕東風、強東風、雲雀東風、鯖東風、梅東風、桜東風なども同意の季語です。
東風は、春になって東あるいは北東から吹いてくる風の一つで地方によって様々な呼び方がありますね。この太平洋から大陸へのやや冷めたい風に当たると、歓喜が緩んでようやく春が来たと言う感じなります。しかしながら、海上では荒い波を伴ったり、ひどくなると時化になったりします。
この句の「うなゐ髪」は、子どもの髪をうなじのあたりで切り垂らしたものを言います。東風に吹かれた間から子供の愛らしい耳が現れているところを詠っています。とても微妙なところを捉えていますね。
作者すぎた・ひさじょの紹介は、2005年1月26日を参照。
(出典:「合本 俳句歳時記第三版」角川書店、2003年刊)
・このところ、明らかなにスギ花粉が飛び始めました。目がしばしばして、鼻がぐすぐすしています。クシャミの回数が増えました。しばらくは辛抱が続きます。

投稿者 m-staff : 2015年02月24日 09:50

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