[2015年02月27日]

白魚は水ともならず雪降り降る

大谷碧雲居(1885〜1952)

白魚が春の季語。しらを、しろを、銀魚(しらうお)、白魚網、白魚鍋、白魚汲むなども同意の季語です。
体長が10センチほどの近海魚で細長く半透明の体をしています。昔は多く河口にいましたが、今は少なくなっていますね。2月ごろになると河口をさかのぼり産卵します。味は淡白で上品、様々な料理があります。吸い物、卵とじなど、また干し魚もおいしいと言われています。
この句では、川を上る白魚に春の雪が絶えず降っていて水になりますが、白魚は水ともならずに生命力を発揮していると詠っています。
作者おおたに・へきうんきょの紹介は、2009年8月8日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・川崎のおぞましい中1生徒殺害事件で3人の少年に事情聴取。事件の概要はこれでわかると思われますが、被害者もそれにこれにより人生を狂わした加害者も悲劇です。この問題の根は深いですね。

投稿者 m-staff : 2015年02月27日 09:29

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