[2015年02月28日]

亀鳴くや卒塔婆小町の現れし

榊原風伯

亀鳴くが春の季語。亀の看経(かんきん)も同意の季語です。
亀鳴くは想像上の季語です。春の夜などは、何とも知れない声が聞こえるのを、亀の声としたもので、架空ですが、春の情意を尽くしていますね。
「卒塔婆小町(そとばこまち)」は能の一つで、観阿弥作の老女もの。高野山の僧侶が洛外で卒塔婆に腰かけた乞食の老女をとがめて、逆に仏の理を説かれてしまいます。老女は小野小町の成れの果てで、やがては四位の少将の霊に取り付かれ、百夜参りのさまを見せるといいます。これは百日間、毎夜同じ寺社に詣でて祈ることを言います。
ところで、今年になって「YouTube」で「クラッシク音楽」を全曲視聴することに挑戦しています。これまでに順次全曲聴いた作曲家と作曲数は次の通りです。
ブラームス190曲、モーツアルト645曲(ケッヘル番号は626曲)、ベートーヴェン338曲、シューベルト892曲(ほとんどが歌曲)、ショパン179曲(ほとんどがピアノ曲)、シューマン261曲、そしてかの大バッハが1,098曲(バッハの作か疑問の曲が多く交っています)。
このための環境は、「クラシック音楽作品名辞典」(三省堂、1983年刊)、
富士通製のパソコン(ライフブック、DTS Boost)、そしてインターネットの動画環境YouTube。まだまだ聞きたい作曲家がありますので、しこしこと続けてまいります。
(出典:俳誌「炎環」、2005年5月号より)
・2月は悲しい月。後藤健二さんから上村遼太くん、合掌。

投稿者 m-staff : 2015年02月28日 09:17

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