[2015年03月03日]

樋つたふ恋路のすずめ雛の昼

皆吉爽雨(1902〜83)

雛の昼が春の季語。雛の間、雛の客、ひいな、雛飾、雛人形など同意の季語です。
今日は、雛祭りで桃の節句。五節句の一つで上巳(じょうし)と言われています。中国では昔から3月上巳の日には、水辺で災厄を祓う風習があり、わが国でも早くから「曲水の宴」として宮廷の人々の間で取り入れられていました。また、人形で身体を撫でて、穢れを移して水に流す習慣がありました。
雛祭りが一般の間で盛んになったのは江戸時代からと言われています。地方によっては風習もさまざまですね。
この句では、雛祭りのお昼に、軒端の雀が樋(とい)を伝って遊んでいるような様子を「恋路」としたところに面白みがありますね。自然と人間との調和の美しさに魅かれます。
作者みなよし・そううの紹介は、2005年4月30日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・2019年のラグビーW杯の会場が全国12の地域に決定しました。お祭り好きの日本人としては結構なことですが、災害に強い会場づくりが大事でしょうね。

投稿者 m-staff : 2015年03月03日 09:34

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