[2015年03月04日]

男雛女雛波かぶるももろともに

鈴木真砂女(1906〜2003)

男雛女雛(おびなめびな)が春の季語。雛祭、雛、ひひな、雛飾り、雛人形、など多くの同意の季語があります。
雛祭りは昨日終わりましたが、まだ後片付けの済んでいないご家庭も多いことと思います。そこで今日は、内裏雛(親王雛)の句を紹介します。
天皇・皇后の姿をかたどった内裏雛は、座っている移置はどちらが男雛で、左右のどちらに並ぶのでしょうか。これには諸説ありますが、関東では男雛は向かって左、女雛は右と言われていますね。関西ではその反対だそうです。
ところでこの句は、男と女が好きになった世間の荒波はどちらかが被るのではなく、もろともに一緒に被らなくてはなりませんね、と意味深な表現をしています。作者らしい一途な思いが伝わって来るようですね。
この句は、1969(昭和44)年刊行の句集「夏帯」に所収されています。
作者すずき・まさじょの紹介は、2005年1月16日を参照。
(出典:勝目 梓著「俳句の森を散歩する」、小学館、2004年刊)
・戦艦「武蔵」が見つかったようですね。太平洋戦争で撃沈された「武蔵」は、フィリピン中部のシブヤン海の海底で発見したと報じられました。発見者は米マイクロソフト社の共同創業者ポール・アレン氏。戦後70年の節目の年に発見されたのも何かの縁でしょうね。

投稿者 m-staff : 2015年03月04日 09:45

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