[2015年03月05日]

春眠の二度見る夢に楽なりし

松原地蔵尊(1897〜1973)

春眠が春の季語。春睡(しゅんすい)、春の眠り、春眠しも同意の季語です。
この季語は、孟浩然(もうこうねん)の「春暁」に「春眠暁を覚えず」と出てくるほどに良く知られた漢詩にあります。春は冬と違って寒さに目を覚まされることもなく、春の夜は心地よく、夜の明けるのにも気が付かずに寝ていることの多い季節ですね。春の眠り心地は格別。そのような夢うつつの間に、音楽が流れていました。それは夢の中でのことか、現実の夢であったか、いずれにしても心地よいものです。
この句は、写生を基にして自然と現実を人間的な目で見た抒情句ですね。
作者まつばら・じぞうそんは、富山県氷見市の生れ、銀行員から証券会社の重役などを歴任。俳句は北海道小樽の高商在学中に始め、写生による近代性を主張して小樽の俳壇に新風を吹き込みました。1931(昭和6)年に「句と評論」を創刊して新興俳句運動の主導的な役割を担いました。戦後は「新暦」を創刊主宰しました。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・甲子園のオープン戦にあの松坂大輔が登板。往年の面影今は無し。変化球が多く、かつて打者を圧倒した速球の迫力は薄れましたね。仕方がありません。今はもう技巧派に転ずるしかなくなりました。それはそれで打者との駆け引きで勝負してください。

投稿者 m-staff : 2015年03月05日 09:34

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