[2015年03月10日]

水にじむごとく夜が来てヒヤシンス

岡本 眸

ヒヤシンスが春の季語。風信子、夜香闌、錦百合も同意の季語です。
2、3月ごろに、20センチぐらいに伸びた花茎に、ピンク、紅、青紫などの小花が集まって咲きます。水栽培も盛んで、根元から伸びた剣状の葉が特に美しく見えます。
ユリ科の球根多年草で地中海沿岸を中心にアフリカから西アジアにかけて分布する野生種から園芸種が作られました。日本には江戸時代の末期に渡来して「風信子」と呼びました。
この句では、春の「夜が水ににじんだように来て」という表現に、作者の眼の付け所があります。それに対してヒヤシンスという花の優しさがぴったりですね。
作者おかもと・ひとみの紹介は、2005年4月14日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・昨日「e-tax」で恒例の確定申告終了。毎年苦労させられます。ところで、東日本大震災で人間のことばかり騒いでいますが、犬や猫はどうしたのでしょうね。おそらく飼い主の目の届かぬ先で地震や津波にやられたと思います。犬・猫の慰霊も合わせて黙祷をしましょう。

投稿者 m-staff : 2015年03月10日 10:09

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