[2015年03月15日]

田に人のゐるやすらぎに春の雲

宇佐美魚目

春の雲が春の季語。春雲、春の綿雲も同意の季語です。
春の雲は、ほんわかといつの間にか筆でさっと淡くはいたように現れるのが常ですが、はっきりとした夏や秋の雲に比べて、どことなく人に安らぎを与えてくれますね。淡い感じの雲には、春愁を誘うこともあり、白い綿雲には、春ののどかさが感じられます。
この句で作者は、草に芽が生え始めているのを見ようとして野に出かけました。空や水が春めいてきているのに、田園はまだ耕しの跡もなく荒れたままであると眺めていたところ、遠くの田園に人影が見えました。おそらくは夫婦で耕し始めているのでしょうか。荒れた田園に人影が見えたことでふっと安らぐ暖かい気持ちが生まれたと詠っています。
先日、散歩道の畑で同じような光景を見ました。ご夫婦で畑の手入れをしていました。
作者うさみ・ぎょもくの紹介は、2006年6月21日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・女子ジャンプWCの最終戦で高梨沙羅が優勝。総合ランキング2位、4大会連続30回の優勝をしています。あっぱれ。来季はアメリカのサラちゃんも追いかけます。面白い。

投稿者 m-staff : 2015年03月15日 09:34

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