[2015年03月22日]

鉢に乱れし三色菫地にかへす

軽部烏頭子(1891〜1963)

三色菫(さんしきすみれ)が春の季語。パンジー、遊蝶花、胡蝶花、ヴィオラも同意の季語です。
この花は、スミレ科の越年草で北欧原産。江戸時代に渡来しました。野生の菫の園芸品種で長い改良の歴史を持っています。春の花壇では最も多く見られますね。私のマンションの花壇でも多く栽培されています。比較的に寒さに強く、関東地方では年末に開花して、延々5月ごろまで次々と咲き続けます。花は五弁花、小さいものから大きい10センチになるものもあります。花の色が黄、紫、白の三色から三色菫と呼ばれましたが、改良種により中央に斑紋をもつものが多くありますね。
この句では、三色菫が鉢で勢い良く育ってしまい、もう地上に移さなくては可哀相と言う作者の気持ちがよく伝わってきますね。
作者かるべ・うとうしの紹介は、2008年2月17日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・昨日は句会。今日は相模原の蓮乗院にお墓参り。暖かいので早く桜が咲きそうですね。

投稿者 m-staff : 2015年03月22日 08:56

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