[2015年03月24日]

ひばりひばり地上は前方後円墳

坪内稔典

ひばり(雲雀)が春の季語。揚雲雀、初雲雀、朝雲雀、夕雲雀、告天子、雲雀籠、雲雀笛なども同意の季語です。
雲雀は、我々日本人の心を古くから引きつける愛らしい鳥ですね。山野や畑、川原などに巣をつくり、地上を歩き回って餌を探します。雄は空高く舞い上がり、ぴちくりぴちくりと鳴いてその存在を示します。
この句の「前方後円墳」は、中学校の時に、社会科の教科書に出てきて懐かしく感じました。日本古来の古墳のひとつの形式で、平面が円形と長方形あるいは台形とを連結した形の墳丘です。仁徳天皇陵、応神天皇陵などが代表的によく知られていますね。朝鮮半島の南部にもあると言われています。
この句は、古墳の上を雲雀が賑やかに飛んでいる様子を見事にとらえていますね。鳥瞰図と言ったところでしょうか。
今日は、彼岸明け。
作者つぼうち・としのりの紹介は、2005年2月7日を参照。
(出典:辻 桃子監修「俳句の鳥」、創元社、2003年刊)
・今朝はちょっぴり寒く結露が出ていました。富士山と相模湾がくっきりと見えます。北国は雪のようですね。甲子園では初出場同士の秋田・大曲工業高と香川・英明高が戦っています。

投稿者 m-staff : 2015年03月24日 09:47

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