[2015年03月25日]

卒業生黒く集り黒く散る

伊丹三樹彦

卒業生が春の季語。卒業、卒業式、卒業子、卒業歌なども同意の季語です。
3月に入るとどの学校でも卒業式が行われます。我が家でも横浜に住んでいる次男のところの長女が小学校を卒業して中学校に入学します。21日に家族全員9人が集まりお祝いをしました。
卒業式は、数年を共にした友達や先生との別れの時です。中学校に入れば、また新しい仲間との出会いが待っています。決められた学業を修めて、成長した自分自身を誇らしく思い、未来への希望とともに過ぎ去った日々に思いを馳せることでしょうね。彼女の卒業アルバムには「ディズニーランドのアテンダント」をしたいと書いてありました。
この句は、黒い制服姿の男子生徒が卒業式で集合している様子が詠われていますね。黒が句を引き締めています。
作者いたみ・みきひこの紹介は、2005年4月1日を参照。
(出典:宇多喜代子他編「日本の歳時記」小学館、2012年刊)
・今朝も昨日に続き結露が出ていました。昨日の甲子園では、初出場の大曲工業高校が1勝をあげました。郷里は雪でしょうね。

投稿者 m-staff : 2015年03月25日 09:02

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/5121